ART CANDY NEWS vol.22
こちらをクリック!!
〇オーナメントカタログリニューアルのおしらせ
5年ぶりに通年カタログがリニューアルいたします。
今まで春パンフレットとしてご案内していた、ひな祭り・五月節句・母の日・父の日商品
も、今回から通年カタログと一緒の掲載になります。
表紙のジオラマのテーマは「森のかわいいお菓子屋さん」。
パステルカラーでふんわりとしたイメージの表紙になりました。
楽しい想像をふくらませていただけたら嬉しいです。
随時お取引先の業者様からお配りしますので、暫くお待ちくださいませ。
カタログはホームページでも公開しておりますので、ぜひご利用ください。
今後もアートキャンディをご愛顧の程、宜しくお願いいたします。
〇谷根千
私の生まれ育ったのは、東京都文京区千駄木というところです。千駄木は、
文豪の町といわれていて、その昔、森鴎外・夏目漱石・川端康成・北原白秋が
住んでいました。夏目漱石の有名な「吾輩は猫である」は、千駄木で執筆されたそうです。
ちなみに、私の家の近くには「智恵子抄」で有名な高村光太郎の家もありました。
現在では、谷中(台東区)・根津(文京区)・千駄木の頭文字をとって
「谷根千(やねせん)」と呼び、そのエリアが観光スポットになっています。
夕焼けが綺麗な「夕焼けだんだん」と呼ばれる階段を下った先には、谷中銀座商店街が
あり、テレビの取材で多くの芸能人が訪れています。
下町レトロな雰囲気の中、食べ歩きやお土産選びが楽しめることが人気の理由です。
昭和を色濃く感じられる谷根千を、是非一度訪れていただきたいと思います。
〇6月16日は和菓子の日
雨の庭園を眺めながら、熱い抹茶と和菓子で一服するのも風流な季節ですね。
蒸し暑い季節でも美味しい和菓子ですが、6月16日が「和菓子の日」なのを
ご存知でしょうか。その歴史は平安中期にさかのぼります。
西暦848年6月16日、疫病が蔓延した為に元号を「承和(しょうわ)」から
「嘉祥(かじょう)」と改められました。
このとき、16の数にちなんだ菓子や餅をお供えし疫病を除け、健康・幸福を
祈願したことから「嘉祥の日」がうまれました。
江戸時代、幕府では位のある武士に和菓子を振る舞う盛大な行事があり、
民間では「嘉祥食い(かじょうくい)」といって銭16文で買った16の数に
ちなんだ和菓子や餅を供え、それをいただくと厄除けになると信じられていました。
甘未が貴重であったと推測される時代。お祈りといってもそれはとても楽しい行事
だったのではないかと思います。※諸説あります
一旦風習が途絶えたのですが、1979年、全国和菓子協会が嘉祥の日に因んで6月16日を
和菓子の日と定めました。豆や米などの穀物、果実、といった自然の恵みがいっぱい
の和菓子。特に小豆は高い栄養価があり、神聖なものだった為、和菓子が厄除けの行事
につながったのではないかと言われているそうです。